2015年お盆休み、企業が8月13日~16日の4日間に休みを設定する理由
2015年のお盆休みは、8月13日~16日までの4日間ということになっているようだ。
もちろん、これは企業によっても異なってくるが基本はこの日程が最低限の期間と考えてもらってよい。
しかし、今年は例年よりもお盆休みが短い気がするがなぜだろう?
その理由はシンプルで奥が深いのだった。
また、実はお盆休みには企業の色んな戦略が隠されているので今回はそれについても言及したい。
今年のお盆休みが短い理由
2015年のお盆休みは残念ながら2014年よりも1日だけ短くなる。
企業によるが、これは2014年は水曜日からお盆休みが始まっていたのでそのまま土日を加えて5連休という形になったが、2015年に関してはお盆期間が木曜日から始まるために土日とお盆期間が被ってしまうからだ。
ゴールデンウィークや年末年始と同じくらい長期休暇が期待できるお盆休みだけに、1日の短縮は人によっては痛いところであろう。
しかし、上記でも言及したがこれはあくまでも世間一般で認知されているお盆期間であるので、これを受けて企業がどのように休みを設定するかは企業次第ということなのだ。
企業規模や職種によってかなりこの休みをとらせてもらえるかは相当違ってくる。
企業によっては9連休のところも
大企業や製造業が中心の企業の場合は、2015年のお盆休みはいつも通り9連休になる可能性も十分にある。
逆に、サービス業なんかの場合はお盆だからといって休みが取りづらい傾向にあるのでさすがに4連休以上の休みを取るのが難しい場合も多い。
むしろ、4日間の休みさえも取得できないかもしれない。
企業側からしてみれば、お盆休みというのは結構役に立つ雇用調整弁でもあると思っている。
9連休が取得できる企業の場合は、製造業が多いのである。
その理由は、派遣社員やアルバイトに対する賃金抑制効果もあるのではないか。
お盆休みが2015年と2014年では1日異なってくるのも企業側からしてみればあまり関係ないのかもしれないのではないか。
今年の基本は4日間だが、最近ではあまりお盆を重視しない職種や企業の割合も増えてきている気がするので特に休みを設けないといった企業もあるのかもしれない。
まあ、夏の暑い時期に少しでも連休を取得できるお盆休みは大変ありがたいものだが、福利厚生がちゃんとしている企業かどうかで連休度合が大きく変わってくるのは間違いないだろう。
なので、必然的に大企業で働いている人たちは休みの割合が多いのではないかと思う。
お盆って、いつもよくわからない状態で直前まで過ごしていたが今回は自分にとってもいい勉強になったものだ。
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