資本金減資のメリットと理由をざっくり解説!

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資本金を減資するという「技」を使っている会社が最近話題になっているようなので、そのメリットとする理由をざっくりと解説したいと思う。

減資は会計処理にも関わる話なので詳しく説明すると「わけわからん」という感じになってしまうので、専門用語は極力使わずにわかりやすく説明したい。

今後はニュースでも資本金の減資をする企業が増えてきて取り上げられる可能性もあるので、知っておいて損はないだろう。

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減資をするメリットとその理由とは

会社が資本金を減額する、いわゆる「減資」をするのには当然メリットや理由があるからやることなのである。

ちなみに、資本金というのはその会社の規模や体力を表す数値である。

会社を設立した際には、資本金を必ず設定して自分でまずは出資することになる。

で、単刀直入に言うと減資をするメリットとしては「税金負担が軽くなる」ということと「赤字の補てんに充てることができる」ということである。

この2つが最大のメリットだろう。

ただ税金負担が軽くなるということに関しては資本金5億円以上の会社がそれ未満に減資をした場合である。

なぜ5億円未満になると税金負担が軽くなるのかというと、「中小企業として法律上扱われる」からである。

中小企業は、その名の通り規模があまり大きくなく企業としての利益や体力も少ないため国が税金の負担を大企業に比べて軽減しているのだ。

色んな税制面での優遇措置があるのが中小企業なのである。

そして、もう一つの理由である「赤字の補てん」というのは減資をするどの会社にも当てはまる。

別に赤字の補てんという形で必ずしも利用する必要はないが、資本金を取り崩して「いつでも使える金」に設定することで赤字が出たりして資金面で苦しい時にすぐに使えるようにできるのである。

一旦資本金を取り崩して「資本準備金」という別勘定に振り替えていれば、資金面で何かあったときにとっさに対応できるようになるのだ。

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減資をした会社の主な例

資本金減資のメリット・理由についてざっくりだが解説してみた。

最近ではシャープが資本金を1200億円から5億円まで減資するというウルトラCをやって、当面の資金繰りや利益の確保に走った。

また、あのお笑いの吉本興業も120億円ほどの資本金を1億円に減額して、実質中小企業化して税制面での優遇を受けられるようになったのだ。

しかし、こういう話をしているとメリットがあるから他の企業もやった方がよいと思われるが実際に減資をする会社はそんなに多くはない。

資本金というのはその会社の「核」となる資金なのでこれを取り崩すには株主総会で承認されなければいけないという面倒な手続きがあるのだ。

しかし、それでもシャープや吉本興業は減資をしたのである。

それは両社の経営状態が苦しいということを如実に物語っているのである。

なので、減資をすることでメリットはあるがそもそも減資をする会社はそれだけ苦しいから資本金を減資しているわけなのである。

一番いいのは、減資をしなくても大丈夫な財務体質にしていることである。

あくまでもこの減資は「裏ワザ」的なものだから・・・。

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