OJシンプソン事件の真相。現在になって判明し始めた疑い

10月2日放送の「世界法廷ミステリー」で取り上げられているOJシンプソンの事件。

これについては、この事件の詳細を知らなかった自分でさえも「あれ?この名称聞いたことがあるな」と感じるぐらい有名。

事件があってから現在までに、色んな真相が飛び交う中で少しずつ年月を経て解明されていった。

しかし、テレビだけでは語りつくせないドロドロした展開などがあることは言うまでもないだろう。

ここでは、OJシンプソンの事件に関して現在までに判明している解釈や出来事などを追ってみたいと思う。

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OJシンプソン事件を整理

OJシンプソン事件の真相について、現在までにかなりの部分で固まってきたがそれでも釈然としない部分があるのは当然だろう。

当時、あまりにも大事になりすぎて色んな情報が飛び交っていたからだ。

この事件は、1994年6月13日に発生した。

今から20年以上も前のことだが、未だに謎が残っている部分がある。

当時、OJシンプソンの元妻だったニコール・ブラウンとその友人であるロナルド・ゴールドマンがLAにあるニコールの自宅前で何者かに殺害された。

事件が発生した当時、早速疑いの目は旦那でもあるOJシンプソンに向けられた。

彼は元アメフト選手であり、180cm以上もの身長があるガタイのいいゴールドマンを殺害するのに丁度よかったのである。

シンプソンは185cmもあり、格闘という観点から言えば十分に2人を始末することはできた。

また、彼は妻であるニコールに対してDVをしていたという疑惑もあったために動機は十分であったという見方もある。

さらに、物的証拠や状況証拠という点からもシンプソンが殺人を犯したと言えるものがそろっていた。

事件現場には当時、手袋が置いてありそれは左手片方だけだった。

そして右手の方は・・シンプソン宅においてあったのだ。

そこに残っていた血痕を調べてみると、DNA鑑定の結果シンプソンのものであるということが判明。

アリバイに関しても、シンプソンの当時の行動は不明だったために完全に不利な状況であった。

そのため、警察は彼が犯人であると断定して逮捕に至ったわけだが・・。

裁判ではなんと無罪。

無罪になった理由は、色々と物議をかもしている。

物的証拠や状況証拠の観点から見て、OJシンプソンがやったと言わざるを得ないだけのものがそろってはいるが逆に矛盾している点もある。

まず、凶器が発見されなかったこと。

さらに発見された手袋とシンプソンの手のサイズが合っていなかったことから検察側は穴を突かれてシンプソンの弁護団を論破することができなかった。

物議をかもした最大の要因としては、やはり「陪審員のほとんどが黒人だった」ということだろう。

最強の弁護団を味方につけたシンプソンは黒人であり、12人の陪審員のうち9人が黒人だったのだ。

また、刑事事件の裁判では100%の立証責任を検察側が負っているために「疑わしきは罰せず」という観点にのっとってシンプソンは無罪となった。

しかし、これに納得がいっていない被害者のゴールドマンの遺族は民事裁判を起こした。

850万ドルの賠償命令と、2500万ドルの懲罰命令が下され民事裁判ではボロボロにやられたシンプソン。

刑事事件では冤罪で刑務所にぶち込まれないように慎重な判決になるが、民事事件では「完全主義」ではなくシンプソンに不利な状況があれば刑事裁判とは全く違う結果となることが証明された。

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真相の解釈

OJシンプソン事件の真相についてだが、現在では新たな証拠が見つかっているが結果的にはシンプソンは「すでに刑務所で33年の刑を背負いながら生活している」という状況だ。

民事事件の裁判で財産の差し押さえをされて、さらに2007年にはラスベガスで強盗事件を起こしている。

1998年に凶器が見つかり、やはりその後の素行も考えると真犯人はシンプソンで決定的だろうと考えるのが普通。

アメフト時代に獲得したトロフィーも、金策のために売却してしまっていたのだから相当民事裁判のダメージにまいってしまったのだろう。

ただ、新たに見つかった凶器でシンプソンの事件の真相についてすべてがわかったところで「同じ事件で再度判決が下されることはない」という原則があることから同事件ではシンプソンが問われることは一生ない。

すでに事件当時に刑事事件としては無罪になっているので、遺族としては新たに追及できないことで悔しいかもしれない。

しかし、民事裁判で十分にシンプソンを陥れたということと別件で有罪となり現在刑務所で過ごしているのでゴールドマンの遺族としては十分というところだろうか。

最近では、無実の黒人に対して警官が発砲するという事態が頻繁にニュースでも取沙汰されているがこれは今に始まったことではないというのがわかる。

ただ、シンプソンが黒人の陪審員の力を使って差別に打ち勝ったと言われているのはある意味で真実なので難しいところだろう。

真相がわかったとしても、何も起こらないということでテレビで最近になって取り上げられたのだと思うが・・。

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